【感想】『人はつながりの中で生きている』その1

大学の先輩である、敬愛するN先生から『人はつながりの中で生きている』の感想をいただきました。ありがたいことです。

身に余るお褒めの言葉をいただきました。それを紹介いたします。

青坂信司先生から『人はつながりの中で生きている』という著書をお贈りいただいた。「保護者・地域と信頼関係を築く学校便り」をまとめられた本である。
帯には「北海道の東、北方領土を望む地にある野付小学校で職員とともに地域ともにある学校をめざし挑んだ3年間の学校改革の記録」と書かれている。

一読して何度も目頭が熱くなった。特にお母様のことを書かれた文章には涙が流れた。遠く離れたお母様のことを書かれた文章は珠玉である。お母様への深い思いが、ひたひたと伝わってくる。

読んで感じたのは、学校便りというよりも見事な文学作品である。一つ一つの学校便りが、独立した作品である。伊集院静氏の作品に通じる、人間のぬくもり、あたたかさ、やさしさ、なつかしさに溢れている。

名文である。文章に艶がある。溌剌としたエネルギーがある。人の心を突き刺すエスプリがある。普通の学校便りではない。相当の力がないと書けない文章であり、内容である。

青坂先生がどんな思いで学校経営をされたのかが、具体的なエピソードとともに語られている。その中に、お母様のお話が繰り返し出てくる。小さかった頃の思い出が語られている。

かたい教育の話ではなく、「人とのつながり」の大事さについて書かれている。青坂先生が「人とのつながり」をいかに大事にされていたのかが分かる。

学校経営の根底に感謝の気持ちが流れている。その思いが保護者、地域の方々に伝わり、学校改革をすることができたのである。

そして、野付小学校をとりまく自然の素晴らしさが紹介されている。子供たちに郷土を誇りにして生きてほしいという願いが書かれている。校内にある日本一の千島桜を見たい。野付半島、春別川河口の風景を見てみたい。

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