【教頭通信】基礎学力アップをいかにしていくか①

【解説】令和元年9月21日記

基礎学力を保証すること、それも誰一人取りこぼすことなく行うことは、全国学テが実施される前から、日本の教育界においては大変重要なことでした。それをないがしろにする学校というのは、子どもたちの未来を保証していないのと同じです。

※初出 平成13年5月 教頭通信

感謝します・ありがとうございます

■年度末から5月の連休明けまで、教頭としては各種調査物等の〆切、各種会議等で忙しい思いをしてきましたが、ようやっと一段落してきた感じになってきました。

いくつかの失敗をしてしまいましたが、無事に乗り切れそうです。

これもひとえに皆様のご協力のおかげだと感謝しております。

また、先生方も各種調査等で協力していただいたり、今年度の本校教育の基本的な方向性について、積極的に考え、誠実にそして前向きに取り組まれようとしている姿勢に感謝申し上げます。

■今後は、具体的な教育活動をいかに推進していくのかということが問われます。

健康にはお互い十分留意して取り組んでいきましょう。

基礎学力アップをいかにしていくか①

■今日の朝、私にとっては興味深いプリントが机上に2種類のっていました。

一つが、研修部から出されている昨日の研修内容についてのもの。

もう一つが指導部から出された「4月生活目標の反省の分析」です。

何が興味深かったのか、以下で述べることにします。

■研修部からのプリントの中に、「漢字習得率・文章理解力・計算力~研修部で方針を出すべき。いつテストをするのか、どのくらいいったらよいのか、目安を出す。※検討事項(研修部)」とありました。

このことについて私青坂個人の考えとして、先生方の何らかの参考になればと思い書いてみます。

■まず研修部であげた基礎・基本についての取り組みは、研究会があるからとか言う理由だけで取り上げてはいないということを今一度確認する必要があります。

昨年、一昨年の学力テストの結果を踏まえ、本校が基礎学力の落ち込みがあるということから今年度の取り組みの一つになっているのだということです。

学力テストの結果についての簡単な集計と分析を私の方で行わせていただきました。

そして、私は今後の取り組みとしていくつかのポイントを示しました。

これについては、年度始めに教務の先生から出されたプリントにもあったように、国語では「漢字」「辞書指導」「読書指導」、算数では「数と計算」における繰り返し指導等が必要になるだろうと指摘しました。

そこで、「漢字」であればどのように学校全体として取り組んでいったらいいのか、参考意見を述べてみます。

■漢字の習得率をアップさせる。このことがまず、目標になります。

その目標達成のために、まずしなくてはならないことはなんでしょうか。

それは、実態を把握するということです。それがスタートラインです。

ですから、全校で目標達成のために仕組むことは、「実態把握の方法を定める」ということが大切になります。

実態把握の方法が各担任バラバラでは、客観的なデータ-は得られません。

各学級間の実態を比較できないのです。

■漢字の実態把握。

私なら次のようにします。(これはあくまで例です)

5月25日2時間目に2年生から6年生まで漢字診断テストを行う。

診断テストの設問は、前学年の漢字とする。

診断テストは、あらためて作成するのではなく、市販テストの漢字まとめ問題か漢字スキルのまとめ問題を複写し行う。ただし、市販テストで行うにしてもスキルで行うにしてもどちらかに統一する。

設問数は、基本的に100問とする。低学年は、50問。前学年で習得すべき漢字が全て含まれていなくても良しとする。

担任が試験官となる。採点も担任。

採点結果を一覧にまとめ分析するのは、研修部で行う。

■このようにして実態把握をします。

その次に来ることは、対策を立て、実行するということになります。

対策を立て、実行する段階では、2つの方法が考えられます。

一つは、対策と実行は担任に任せるということ。

もう一つは、全校で漢字の指導法を統一して取り組むということです。

もちろん、担任に任せるとしても完全に任せるのか、ある程度指導法のいくつかを研修部なりで紹介して任せるのかというパターンはいくつか考えられます。

■対策を立て実行したら、その途中では必ず診断をするということが必要になります。

各担任にまかせぱっなし、後はしらんぷりというのでは、効果は上がりません。

2ヶ月後なり、学期の終わりなりで診断テストを行うのです。

さて、その診断テストの設問は最初と同じものにするかといったら、そんな必要はありません。

授業で習った漢字を問題としてしけばよいのです。

≪次号に続く≫

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