【教育情報】全国学力・学習状況調査 北海道と全国の推移比較(小学校の国語)
7月末に今年度の全国学力・学習状況調査の結果が公表されました。北海道に住む者にとって北海道の学力はどうなっているのだろうかと気になるところです。
ニュース等でも報道されていますが、自分の手でデーター等を確かめないと気が済まない性分なので、自分なりにグラフ等を作成して北海道の学力について確かめてみました。
データーは国立教育政策研究所のホームページで公表されています。そこで、過去7年間の全国平均正答率と北海道の平均正答率を比較してグラフ化してみました。
まず初めに紹介するのが小学校の国語Aと国語Bです。どちらも全国より低いことがわかります。しかも同じような線で全国と北海道は推移しています。つまり、7年前から全国にはなかなか追いつけていないということです。ただし、全国の学力が向上していたなら、北海道の学力も向上していることはわかるのですが、残念ながら全国の学力が向上しているという確かな根拠はありません。
なお、標準偏差値(ばらつきがわかります)は、全国と北海道ほぼ同じ数値です。また国語Aと国語Bによる違いもほとんどなく2~3程度になっています。