【感想】第5回「新・学級経営」セミナーでは子ども発達の支援の仕方について考えてみました
9月15日(土)午後1時から午後3時半までの2時間半、釧路市「わっと」で今年度第5回目のセミナーを開催いたしました。
参加者8名のセミナーでした。遠くは美深町からの参加もあり、大変刺激を受けました。
私の現在のテーマは「教育の経営から考える子どもの発達支援について」ということで、今回は「不快な感情の処理」ということを中心に話をさせていただきました。
参加者の皆さんの感想です。私にとっても学ぶことが多いです。
子供は深い感情の処理で躓く。そう言われてはっとしました。教室で起こるトラブルのほとんどはこれだと思いました。 具体的な場面がいくつも頭を駆け巡りました。取り分け発達凸凹の大きい子ほど処理に困難を抱えていますが、学級外で起こる様々なトラブル、例えば他の学級、異学年間でのトラブルも、発端はすべて不快な感情の処理の問題です。普段何気なく対応している子供のトラブルにも、この枠組みで考えると、とてもすっきりします。
青坂先生の講座はいつも実践と理論をつなげてくれます。青坂先生の言葉は、私の頭の中を整理してくれます。ありがとうございました。
子供は、「不快な感情の処理で躓く」という新たな子ども理解の視点を得ることができました。 学級で起こる問題を「事実」と「原因」「感情」で分類することをやってみると、他にも応用が利くと思いました。また、分けて整理することで、子ども一人一人がそれぞれ抱えているものが違うということも分かります。学級の指導に活かしていきたいです。
事例の中に出てきた美紀のような子が、一番大変なのではと思ってしまいました。
学習指導要領もきちんと読んでいなかったです。児童理解、教師の姿勢など「重要」という言葉に注目したことで、読み取り方が変わってくると思いました。
説得の技術、読み返します。
前回のセミナーで「全員の原則」の学びを活かし、意識的に子供の名前を呼ぶようにしています。 特別支援学級の子に顕著な変化がありました。
感情が基盤に知が働く、納得です。学級経営だけでなく、同僚との関係、夫婦関係にも極めて重要かと思いました。 カフェ理論も参考にして、意識して学級経営に取り組んでいます。
学級での事例で、「事実」「原因」「対策」と考えていくのがとても分かりやすかったです。また、それだけが大事なのではなく、原因から事実にどのようにつながったのかを考えるのが極めて重要だと分かりました。
私は、つい「原因」を取り除くことだけを考えてしまうことが多いです。もちろんそれも大事だとは思うのですが、限界があります。不快な感情も含めて全部を包み込むという対応、心構えがすごく心に響きました。
「今、何時?」と聞く子供の心の中を探ること、ノートに「死ね」と書いてしまう子の心の中を探ること、それが大事だと思いました。
「不快な感情も含めていいのだ」と知ることは、教師自身にとっても、すごく安心、楽になることです。不快な感情を叱ったり、怒ったりする必要がなくなるからです。その感情をどのように適切に処理させれば良いのか考えるのは、自分自身にとって、とても前向きな気持ちになれることです。教師生活も楽になるなあと思いました。
青坂先生のお話を聞けてよかったです。また火曜から子供に会うのが楽しみになりました。ありがとうございました。
分析の視点という意味でも、原則があった方が伝えやすいと考えます。特に、原則が実例として分かりやすいものと結びついていれば尚更と、今回大河原氏の書から整理しての提示でしたが、ここまで極端ではないにせよ、2から3の事例の表れは私も経験してきたことかと身につまされたところがありました。
感情に寄り添うということは、事実の原因としての感情自体の動きを想定しながら対応するということにつながっていきます。事前に例を持っておくことの大切さと原則をもとに対応自体を拡張していく方向性についての覚悟が大切と思いました。この辺りは時々本能的にできてしまう方もいるところが微妙ですが。
しんちゃんの絵を「面白い」と言った子には「ちょっとストップ!今の言い方、もう一度言ってみて」と言っているだろう自分を発見してしまいました。反省です。
ありがとうございました 。
感想から充実したセミナーだったことが伝わってきます。
早く10月27日が来てほしいです。
青坂先生のお話、楽しみでなりません。
中田先生、いつもコメントありがとうございます。
今回も勉強になりました。
話をすることは難しいとつくづく思いました。
参加者の皆さん、お一人お一人の心に落ちるようにするためには、やはり小難しい話は不適です。
どれだけ、具体的に話ができるのかをもっと突き詰めて考えなければならないと思いました。
難しい内容のことを平易に話す。
あと1か月余り私もしっかりと準備しますね。