【校長通信】一年生を迎える会でのドラマ

【解説】令和4年12月21日記

学校には、毎日のようにドラマが生じています。

昔であれば、そのことを学級通信等で保護者の方々にも伝えることが多くありました。

しかし、現在は個人情報保護という観点から、学級内や学校内で生じているドラマを伝えづらくなっているのかもしれません。

教育の素晴らしさや教員のやりがいといったものが、かすんでいっているように思えてなりません。

それでも、校内の教職員でドラマを通信という形で見える化することで、子供たちの頑張りや教職員の日々の努力を共有することは意味あることだと考えます。

※初出 平成22年4月23日

◆3週目が終わろうとしています。先生方は、きっと疲れがたまるピークなのではないかと思います。年度末の別れ、年度初めの出会いへと、ずっと緊張する日々が続いてきたのではないかと思います。本当にご苦労様です。少年団の指導があるものの、ゴールデンウィークに入れば、とりあえず一息つけます。あともうひと踏ん張りです。

◆本日、一年生を迎える会がありました。どの学年も大変工夫を凝らしたもので、一生懸命さが伝わってきました。子ども達の頑張りに拍手です。特に、私が素晴らしいなと思ったのは、(以下 中略)

◆私は、今日の様子、特に最後の場面で、在校生の方を向き、一年生のみんなと一緒に歌を歌ったということは、特質すべき成長の場面だったなと、思っています。右の写真(略)を見てください。視線は、在校生の方ではなく、違う方を見ています。しかし、口を大きく開けているのが、わかりますよね。これだけですごいことです。歌っている途中、他の一年生とは、違う声が聞こえました。それはA君の声です。しかし、私には、変に聞こえませんでした。反対に、A君の一生懸命さが伝わってきます。最高の教育の場面、成長の場面だなと思いました。子どもの「美しさ」を感じました。何気なく、通り過ぎてしまえば、それだけのことです。しかし、一年生を迎える会に向けた先生方の努力、子ども達の頑張り、各学年の見ている側を飽きさせない工夫等の積み上げがあって、そのことは可能になったのだと思います。

◆今日もおいしいお酒が飲めそうです。ありがとうございました。

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