【校長通信】教職員との個人面談から

【解説】令和5年9月6日記

私が校長になったときというのは、教員評価が制度化された初期の頃でした。

当時、口に出して言うことはなかったのですが、教員評価というのは本当に必要だったのかなと思っていました。

ただ、私は教員評価に位置づいている一人一人の先生方と面談するということについては、教員評価があろうがなかろうが必要だと考えていました。

学級担任時代もそうですが、コミュニケーションを一人一人としっかりとり、対話しながらその子(教師)の良さを認め少しでも前向きになってもらう、その一つの方法として大変有効であるからです。

以下で紹介するのは、校長になって初めて個人面談するときのことを書いています。

この中でも書いていますが、学校というのは一人一人の教師の願いを無視して運営することを中心とするのではなく、できるだけ叶えてあげるように校長としてもサポートしてあげること。

それが学校の風土づくりには大切だと思います。

※初出 平成22年7月5日

◆S先生以外、全員の方々と個人面談をさせていただきました。お忙しい中、ありがとうございました。S先生とは、早いうちに個人面談をしたいと思っています。さて、私が皆さんお一人お一人に聞いたことは、次の4点でした。

1 4月から6月までを振り返って、何か感想はありますか。

2 現在、困ったことはありますか。

3 今後、22年度中にしたいことを一つだけあげてみてください。

4 私に対する、もしくは管理職に対する要望はありませんか。

◆私にとって、この個人面談というのは初めての経験でしたので、何を話題にしたらいいのかということに、ちょっと頭を悩ませました。考えた末に、個人面談を通して、仕事に対する意欲を高めていただくことが一番だと考え、上記のような質問をさせていただきました。特に、「今後やりたいこと一つ」というのが、是非皆さんに聞いてみたいことでした。とりあえず、その一つのことを今年度中に達成できれば、先生ご自身も変わりますし、子どもも変わります。そして、結果として学校全体が変わっていくのではないかと考えました。当然、職員によっては一つだけでなく複数やりたいことはあったかもしれませんが、これは、というものを教えていただきました。名前を伏せて、ここで紹介してみると次のようになりました。

1 学力向上に関すること

・少しでも学力を向上させてあげたい

・CRTで全国平均を上回ってみたい。

2 子どもの育ちに関すること

・子どもの今後の成長を見通した上での基盤づくりをしたい。

・子ども達が楽しく学校に登校できるようにしたい。

・落ち着いた学級にしていきたい。厳しさと優しさのある学級づくり

3 教師としての力量アップに関して

・自分自身の授業スタイルを確立していきたい。

・今年実施する研究授業で自分なりの問題提起をしてみたい。

4 環境整備に関して

・文書保存文書管理に関して、もっとわかりやすく、使いやすい状態にしていきたい。

・緑豊かで、整備された環境保持に努めていきたい。

5 特別支援教育に関して

・就学時健診も含めて、特別支援教育の充実を図っていきたい。

6 実践記の製本について

・発行している学級通信を製本し、子ども達・親達に年度末に渡したい。

・実践記録を目に見える形で残したい。

7 親との連携

・PTA活動の在り方の見直しと父親の出番の明確化を図りたい。

◆今後は、お一人お一人の方が「やりたい」ことが達成できるようにサポートしていきたいと考えています。まずは、具体策を立案できるようにすることでしょうか。

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