【書籍紹介】『0歳からの体幹遊び』
以下は、編著者の根本正雄先生に送った私の読書感想です。
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ラグビーの選手たちが、あの巨体でぶつかりあって大きな怪我がないのは、体幹を鍛えているからだというのを先日何かのテレビ番組でみました。
一流のアスリートたちにとって、体幹を鍛えるということは常識となっています。
そして、この体幹を鍛えるというのは、わが子を将来一流のスポーツ選手にしようと思っている親にとっては当たり前のことになりつつあります。
しかし、ともすれば親がきちんとした知識のないところで、子どもが小さい頃から体幹を鍛えようとすれば、ある意味「虐待」となりかねません。
それを今回「体幹遊び」という形でまとめ、出版したというのは大変時宜を得たものだと思います。
「用具を使わない体幹遊び」と「用具を使う体幹遊び」の2つの領域で体系化し、「誰でも、どこでもできる運動遊び」、そして用具は身近にあるものに限定し、一目でわかるイラストで構成されており、あまり本を読まない方々にとってもやさしい書籍となっています。
また、マナーキッズの大切さという観点からも編集されており、家庭と学校が一体となって健やかな成長を一人一人の子供たちに保証できるものではないでしょうか。
「人生100年時代」の今、健康で長生きすることがとても大切となっています。その意味でも0歳の時から親子で触れ合いながら体幹遊びをすることは、愛着形成の上からもとても大切です。これからの子育てにとっての必読書です。