2022年12月16日 / 最終更新日時 : 2022年12月16日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第45回「子供の成長に頑固にこだわる」その1 教師にとって「子供の成長に頑固にこだわる姿勢」というのは大切なことだと考えてきた。 しかし、私は子供の成長になかなか頑固にこだわることができず、どこかであきらめ 「もうこれ以上子供を追い込むことはできない」 「自分は精一 […]
2022年12月14日 / 最終更新日時 : 2022年12月11日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第44回教師側の都合での指導は子供には届かない 今回紹介するのは、学校の中でよく耳にしてきた事例だ。 若い教師がいた。 理想の教育を子供たちと共に作り上げることそれを夢みて教師になった。 しかし、現実はそんなに簡単なことではなかった。 最初の頃は笑顔で過ごしていた。 […]
2022年12月13日 / 最終更新日時 : 2022年12月11日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第43回教師と子供の人間関係の大切さ 教師と子供の人間関係は簡単につくれるものではない。 出会いの当初は、子供も目の前にいる大人を「教師」として見てくれる。 「教師」として見てくれるというのは、子供にとって自分を何らかの意味で引き上げてくれる、成長させてくれ […]
2022年12月12日 / 最終更新日時 : 2022年12月10日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第42回集団思考で教師の指導を放棄してはならない 何回かに渡って私が主張してきたことの一つは、教師が指導を放棄して、安易に子供たちだけに「集団思考」を任せてはいけないということである。 教師の中には、「民主的な子供集団を育てる」「自立的な子供を育てる」といって、子供たち […]
2022年12月8日 / 最終更新日時 : 2022年12月8日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第41回「思い重視」ではなく「事実重視」 昔からの伝統的な教育の流れの一つに「子供の思いや願いを大切にする」というのがある。 これはこれでとても大切なことだし、より一層そうした教育が進展していくことが望ましいと私も思う。 しかしである。 そこには、なんらかの限定 […]
2022年12月7日 / 最終更新日時 : 2022年12月7日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第40回起きた問題のみを取り上げろ 子どもの多様性を認めるのは当然だ。 しかしながら、認めれば、何か問題が起きた時、問題解決が難しくなる時がある。 話し合いが脱線しがちになる。 子どもだけによる話し合いが脱線したとき、具体的にどのような介入の仕方があるのか […]
2022年12月5日 / 最終更新日時 : 2022年12月5日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第39回子供の多様性を認めること 子供一人一人の能力や個性は違う。 当然、家庭環境の違いを背景として価値観も違っている。 しかも、子供たちの能力や個性が十分に発揮されるならいいが、能力や個性を押し殺し、子供集団の同調圧力の中で学校生活を送っている例が数多 […]
2022年12月4日 / 最終更新日時 : 2022年12月4日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第38回教師のリーダー性 子供集団形成の初期にあっては、子供たちの中に生じる問題解決は、教師のリーダー性の基での解決である。 しかし、それは決して教師が子供たちの意見を聞かず、しかも子供たちが納得もせず解決することを意味していない。 中学校の教師 […]
2022年12月3日 / 最終更新日時 : 2022年12月3日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第37回子どもだけでの話し合い 前回、子供同士の関係をより良くしていくためには、教師と子供との関係が大切であるいうことを論じた。 しかしながら、以下で紹介するようなことが学校現場ではよくある。 知り合いの教師が母親から苦情を言われた。 「子どもが喧嘩し […]
2022年11月11日 / 最終更新日時 : 2022年11月10日 office-aosaka 集団思考論 【集団思考論】第36回子供に語りかけ歩み寄る・その3 困っている子に自然と声をかけられるような子供同士の関係にやってくれば、差異を明確にしたような話し合いでも、刺々しさはなくなってくる。 また、差別的な言動に対してお互いに批判追求しあっても、その話し合いが終われば、けろっと […]