【雑感】2022PISAの調査結果が発表されました

国立教育政策研究所のホームページに2022PISAの調査結果が発表されました。

このPISA調査は、「義務教育修了段階の15歳の生徒が持っている知識や技能を、実生活の様々な場面で直面する課題にどの程度活用できるかを測ることを目的とした」ものとなっています。

この調査では、「読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について、2000年以降、おおむね3年ごとに調査実施」されています。

日本の教育政策にも大きく影響を与えています。

毎回、日本はトップクラスでしたが、前回「読解力」でトップクラスから落ちてしまいました。

今回は、三分野ともトップクラスとなりました。

※国立教育政策研究所「OECD生徒の学習到達度調査PISA2022のポイント」より引用 以下同じ

このPISAの問題に対応するためには、パソコン操作等に日頃から慣れていることが必要となります。

例えば次のような問題が出題されています。

パソコンの基本的操作である「ドラッグ・アンド・ドロップ」ということがわかっていなければ何をしていいのかはわかりません。

また、次のような問題もあります。

この問題では、表計算ソフトを使いこなしていないと解けません。

つまり、義務教育段階までに、パソコンの基本的操作(用語も含めて)や表計算ソフト(文書作成ソフトやプレゼンソフトなど)などの使い方を習得していなければならないということを意味しています。

GIGAスクール構想の一人一台端末貸与によって日本の教育は大きく変わってきたのだと思われます。

しかしながら課題もあります。

例えば、探究型の教育です。

〈続く〉

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