【日々の動き】オンライン学習は「定時」「短時間」「シンプル」に!

Zoomを使って、3日間オンライン学習を行いました。
一回30分間です。
できるだけ短くすることで、子供たちの集中力が途絶えないようにしました。

協力してくれたのは、4名の男子。小学3年生が2名。
5年生と6年生が一人ずつ。
兄弟が二組。違う小学校の子供たち。
私の家とそれぞれの家庭をつなぎます。

午前10時から10時半までの30分間。
定時に始めることで子供の生活リズムをつくることが一つのねらいでもありました。

オンラインでやる内容は、できるだけシンプルであることを心がけました。

子供とつながったら画面の確認。
zoomにはスピーカービュー(話し手一人が大きく画面に映る)とギャラリービュー(参加者全員が並んで映る)というのがあります。
今回は、参加者が少人数ということもありギャラリービューです。
そして、チャットの画面も立ち上げてもらいます。

それぞれが違った画面を見ていることに気が付かないと、授業途中でトラブルの原因になります。
画面構成をそろえておくというのは大切なのではと考えています。

そして、あいさつ。
画面を通して見る顔は自分が考えている以上に無表情になりやすいのでできるだけ明るく笑顔でを心がけます。

あいさつをしたら出席をとります。
PowerPointで作成した名簿を画面共有しながら一人一人の名前を呼びます。
きちんと自分の名前が表示されて、なおかつ名前を呼んでもらうということは、子供にしたら心地よいのではと考えます。

この時に音量の確認。
子供の声がきちんと聞こえてこないようだったら、音量の調整を指示します。

朝の会。
昨日は、一人のお母さんがたまたま撮ってくれたカエルの卵の画像を見せながら、クイズ形式で子供たちと雑談みたいなやりとり。
「これは何?」
「カエルの卵!」
「えっ、どうしてカエルの卵だとわかるの?犬の卵かもしれないでしょ(笑)」
「犬は、卵からは産まれないよ!」
「えっ、それじゃカエルの卵だって証明できるの?」
「見ていると、わかるよ!」
「そうだね。それを観察というの。この卵を採ってきて、観察してみるといいかもね」
そんなやりとりをして朝の会は終了。

各自15分間の学校から出されている課題に取り組みます。
途中、zoomのチャット機能を使って励ましの言葉を送信。

最後は、みんなが真剣に取り組んでくれたことを認め、ほめて終了。
ほめるのは言葉だけでなく、zoomの「反応」機能の「拍手」を送ります。(facebookでいうと「いいね」みたいなもの)

たった30分間のオンライン学習ですが、予想以上に子供たちには大好評でした。
この学習をきっかけにして、自分でワークをやったり、池に行ってさまざまな生き物を観察したりしています。

子供や家庭を孤立させない、という観点でオンライン学習に挑戦してみました。
「定時」「短時間」「シンプル」であれば、子供たちともつながりやすくなるということを実感しました。

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