【雑感】当時は画期的なことでした

このホームページに、以前書いてきた通信や原稿などを「アーカイブ」として掲載しています。

現在は、20年ほど前に教頭職に就いた頃、職員向けに発行していた「教頭通信」をアップしています。

「教頭通信」をアップするかどうか判断するために、読み返すことをします。

アップする基準は「今読んでも耐えられるもの」という観点でアップすることにしています。

そんな中で、「今は当たり前のことだけど、こんなことにも取り組んでいたのだな」と出くわすこともあります。

例えば、今から22年前の平成12年には次のようなことを書いています。

飛仁帯小学校のパソコン環境を整備していくことは、私にとっては大切な仕事の一つだと思ってきました。これからの時代において、パソコンは無くてはならないものになります。それは21世紀を生き抜いていく子供たちにとっては必須のことです。

そのためにも私は教師がまず使うこと、しかも使ってみて現在の仕事が大幅に改善されなければなりません。つまりパソコン使用によるメリットを一人一人の先生方が享受されなければならないのです。

職員室にランを敷いたのもそのためです。各分掌・各係から出される文章が共有されること。しかも一括管理できること。一括管理によって、新年度になって各係が代わったとしても、文章作成がスムーズに行えるということを目指すわけです。

当時としては、なかなか画期的なことでした。

知床半島の小さな学校で、職員とともに手作りで取り組んでいたことです。

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