【集団思考論】第13回 意識と行動のズレ
いじめは悪い。
万引きも悪い。
しかし、そうは思っていても時に子どもたちはいじめをする。
万引きをしてしまうこともある。
いじめをした子に「いじめについてどう思いますか」と聞けば、大方の子は「悪いです」という。
多くの間違いや失敗は「やってはいけないと思っていたのに、ついついやってしまいました」という感覚から起きることがある。
「わかっちゃいるけどやめられない」というやつである。
意識と行動にはズレ、ギャップがある。
それは子供だけでなく、大人でさえそうだ。
その意識と行動のズレ、ギャップを無くすことはできない。
いかに最小のものとしていくのか。
それを集団思考という観点から考えてみたい。