【ICT活用】ICT支援員の常駐はやはり必要です
昨日は、文部科学省主催の第1回情報モラル教育指導者セミナーに参加しました。
そのセミナーの中で講師の先生が、参加者の皆さんにアンケートを取りました。
「1人1台端末が導入されてから、どんなトラブルがあった、またはどんなトラブルが心配でしょうか?」
というものです。
ちなみに参加者は学校管理職、一般教員、教育委員会、教育関係者の方々です。
選択項目は8つです。
①端末の破損、紛失などのトラブル
➁IDやパスワードに関するトラブル※忘れる、なりすましなど
➂悪口やコミュニケーションに関するトラブル
④写真の公開など個人情報・プライバシーに関するトラブル
➄著作権に関するトラブル
⑥授業中に勝手にサイトを閲覧するトラブル
⑦使いすぎや健康に関するトラブル
⑧家庭におけるトラブル
これらから、参加者は一つだけ選択できます。
結果、一番多かったのは①端末の破損、紛失などのトラブルで31%、2番目に多かったのが⑥授業中に勝手にサイトを閲覧するトラブルで24%です。
さて、これらのトラブルに対応するためにはどうしたらいいでしょうか。
「端末の破損、紛失などのトラブル」に対しては、ICT支援員を配置することです。
ICT支援員を配置することで、この項目に対する現場の先生方の不安はなくなります。
また、2番目に多かった「授業中に勝手にサイトを閲覧するトラブル」では、教師用のアプリを入れることも効果的ですが、一番いいのは授業中の担当教師を複数にすることです。
またはICT支援員が教室の後ろにいてサポートすることです。
ICT支援員がいることで、先生方のICT活用は不安を軽減して進めることができるのではと思います。