【雑感】「教員のなり手不足」

2月6日付の読売新聞によると、教員のなり手不足は深刻化しているといいます。

そこで、文部科学省は4年制大学で2年間で「2種免許」を取得できるようにするそうです。

教員不足なのだから、採用試験を受ける方もほとんどいないのかなと思ったら、公立小学校採用試験の倍率は2.2倍です。

過去最低だそうです。

私なら「2.2倍」もあるんじゃないかと思います。

少なくても教員免許を持っていて教員になりたい方は、採用予定数以上いるのでは。

教員志願者が減少するのは、人口減少時代にあって他の職業でも当然起きていることです。

教員だけが特別なことではありません。

問題なのは、教員の「質」です。

当然、採用時において、みんながみんな、優れた教員ではありません。

現場で学ぶことや自主的に学んで、優れた教員へと成長していくのです。

教員の質をいかに高めていくのかということにもっとフォーカスしたほうがいいと私は思います。

もちろん、文部科学省もそのことに対する対策は立てています。

しかし、それはいつでも「上」からの研修です。

現場の教師が自主的に研修に取り組める環境を整備したほうがいいと私は考えています。

私が若い頃、長期休業中は「自宅研修扱い」でした。

この自宅研修は、とてもありがたかったです。

読書もたくさんしました。

長期休業中に開催される民間の研究会にもたくさん参加することができました。

学校という場から離れ、自分なりに考え、息抜きしながら研修活動に励んだのです。

それが次の学期に向けてのエネルギーとなりました。

そうしたことだけでも違ってくるのではないかと思ったりします。

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