【雑感】「教室の中にある多様性」
先日、紹介した「Society 5.0の実現に向けた教育・人材育成に関する政策パッケージ」
この中に次のページがあります。
教室の中には、さまざまな子がいます。
当たり前と言えば当たり前のことなのですが、このようにポンチ絵にして改めて見てみると、今の教室の中には本当に様々な子がいるのだなと思います。
「見える多様性」だけでなく「見えない多様性」も存在するということ。
このような様々な子に、一人の教師が対応するというのはなかなか困難なことだと言わざるを得ません。
ある程度教職経験を積んできた教師なら、何とかなるのかもしれません。
しかし、大学を出てすぐに担任を持たざるを得なかったとしたら、子供も教師も可哀そうなことになるのではないかと想像するに難くありません。
このポンチ絵の上部に書いてあるように「子供たちが多様化する中で、教師一人による紙ベースの一斉授業スタイルは限界に来ている」と言わざるを得ません。
このような教室現場の状況の中では、もう「教育を改善」という段階ではなく、「教育を改革」という段階に入っているのだろうと思います。