【ICT活用】子供たちの将来を考えることの大切さ
これからの社会において、子供たちはどのような形であれ、コンピューターに接していくことになります。
その場合、子供たちはコンピュータを使いこなす側に立つのか、それともコンピュータに使われる側になるのかというのはとても大きな問題です。
小さい頃から、コンピュータに接し、コンピュータの言うことに従っていれば便利だし、効率的だし、上手くいくということを盲目的に信じるようなことがあってはいけません。
子供の時代におけるコンピュータを使いこなすのか、使われる側に立つのかという経験は、意識的であれ無意識的であれ、その後の人生の基盤となっていくかもしれません。
そして、将来のデジタル社会を支え、方向づけていくものとなるかもしれません。
だからこそ、子供時代にコンピュータにコントロールされるのではなく、コンピュータを使いこなす経験を多くさせることです。
コンピュータが出してくる問題をただ解かせるだけの学習に終始してはならないのです。
コンピュータは時には間違うし、不適切な解答を出してくるかもしれない。
不便であったり、非効率的な方がいいこともあるかもしれない。
1人1台端末になった今、学校教育はこの点に関して十分な配慮し、子供たちの将来に責任をおわねばならないのです。