【雑感】授業のし過ぎではないですか!?
4月21日付で文部科学省から
「令和4年度公立小・中学校等における教育課程の編成・実施状況調査」の結果についての周知文書が発出されました。
その中には次のようなことが書かれています。
標準授業時数を大きく上回って教育課程を編成・実施している学校が一定数あることが明らかとなった
授業をし過ぎている学校があるということを意味しています。
そしてそのために次のことを留意点として挙げています。
・各学校においては,児童生徒の実態を踏まえつつ,各学校の指導体制に見合った授業時数を設定する必要がある
・災害や流行性疾患による学級閉鎖等の不測の事態に備えることのみを過剰に意識して標準授業時数を大幅に上回って教育課程を編成する必要はない
・学校における働き方改革にも配慮した対応を検討すること
どの程度年間授業時数で多く授業をしているのかというと次のようになります。
小5も中2も、年間で平均約45時間程度多く授業をしているのです。
週当たりでいうと約1時間。
6時間授業を一回減らし5時間授業にはできるという計算になります。
「例年通りの教育課程」を編成しているとこのような結果になるのではないかと思います。
教育課程を編成する責任は各校長にありますから、校長がその気になれば改善できます。
これほど働き方改革が言われているのですから、授業時数を見直すことは絶対に必要なことです。