【雑感】一斉指導は不必要なのか?
教師の一斉指導から子供が主人公の学校に変えなければならない。
そういうふうに言う方々がいる。
それは正しいのか。
教師は一斉指導を止めるべきなのか。
入学式の日、教師は何もせず子供たちを迎えるのか。
指導事項はないのか。
新入生でなく他の学年でもよい。
授業びらきのとき、教師は子供たちの出方を待っていればよいのか。
そんなことは無いはずだ。
子供たちを前にして教師は必ず何事かを話し、指導するはずだ。
一斉指導は悪くはない。
一斉指導を放棄することはありえない。
セミナーや講演会に多くの人が集まる。
今なら、オンラインで繋がって今まででは考えられないような人数が参加する。
それは何事かを講師の先生から得たいためだ。
ほとんどのセミナーや講演会で参加者が主体的に参加することはない。
中にはグループで話し合わせたりするのがある。
効果的だと考えるのかもしれないが、私みたいなへそ曲がりからしたら講師の先生の話をもっと聞かせてよ!という感じになる。
セミナーや講演会はある意味一斉指導だ。
主人公は参加者ではない。
講師の先生だ。
講師の先生は、参加者に満足してもらうために、話の内容、構成、話し方などを練りに練る。
きっと考えるときのポイントは参加者目線に立つということだろう。
そうやって、講座を受け持つ。