【読書】柳川範之・為末大著『アンラーン』(日経BP)
長く生きてくると、自分の中に思考の型や行動パターンみたいなのが出来上がっています。
それは、時には必要なこともありますが、えてして「古臭い」「進歩のない」ものとなってしまいがちです。
自分の殻を破り、新しい自分になっていくためにはそれらを捨てていくことがとても大切です。
アンラーンとは「これまでに身に付けた思考のクセを取り除くこと」です。
この書では、思考のクセを取り除き、新しい自分になっていくためにどうしたらいいのかが分かりやすい言葉で書かれています。
高齢者となっても、新しい自分になるために常に「過去の自分」「思考のクセ」「行動パターン」等を疑っていきたいものです。