【日々の動き】アンガーマネジメントセミナー
7月3日(金)午後8時から1時間、横浜の渡辺善男先生を講師にお迎えして、オンラインでアンガーマネジメントセミナーを開催いたしました。
全国各地の先生方22名の参加でした。
授業づくりや模擬授業中心のセミナーとは、また違った学びをすることができました。
現在、新型コロナで先生も子供たちもさまざまなストレスを抱えています。
ともすれば、通常であれば「怒り」を感じないのに、何故かイライラすることが多くなった、という声を聞かれていましたので、今回本セミナーを開催することにしました。
渡辺善男先生とは、法則化運動初期の頃からの知人です。
昔から、穏やかな先生です。
渡辺先生の講座は、時折参加者に問いかけ、話を引き出し、共感しながら進みました。
今回、私は「怒り」という観点から、普段はあまりしない「自分自身との対話」をしていました。
昔は、人に対して怒りを持っていましたが、現在の私は人に対してではなく、社会やマスコミといったものに対する「怒り」へと変わってきているなと思います。
しかし、本当にそうなのか。
本当は、人に対しても「怒り」を持っているのではないか。
その人への怒りを私は無意識のうちに「押し殺す」という方法で対処しているのではないだろうか。
その怒りは、いつの間にか私の心の底に溜まっていっているのではないだろうか。
「押し殺す」という方法は、本当は自分にとっていいことなのだろうか。
といったことが、ぐるぐると渦巻いていました。
そうだ。これは大学時代に一泊二日で実習した「エンカウンターグループ」なのだと思いました。
エンカウンターグループとは何か。
ウキペディアによると「人間関係能力の開発や心理的成長を目的とした小規模で集中的な人間的な出会いのグループ体験」ということです。
普段は、自分の心の内を見つめなすこともなく、ただ生活しているだけの感じになっていますが、今回は一度立ち止まって怒りという観点から自分自身を見つめなおす機会になりました。