【雑感】データを活用した学校づくり
長く小学校の教師をしていました。
校長となって中学校に着任した時、先生方にどのように教育の方針なり、学校の抱える問題を伝えていくのか、私なりに考えていました。
先生方は自分なりの教育に関する考え方や指導法を持っています。
ですから、そうした先生方に客観的なデータを示していくことで、少しでも校長としての私の考え方を理解してもらおうとしました。
教育データには、学習に関することもあれば、生活や健康面に関することまでさまざまあります。
それらをアンケートという形でとることになるのですが、年間何度もとっていれば先生だけでなく子供たちからも嫌がられます。
観点を絞り込み、学期に一回程度アンケートをとりました。
回答を収集し、グラフ化し、分析するのは主に校長である私の仕事としました。
結構大変なのですが、とても楽しい作業でした。
数値の裏側にある子供たちや保護者の考え方や状況について考えることは、次の教育活動の指針につながっていくものでした。
例えば、今日アップした文書は当時の職員に毎月配布していた『月別経営の重点』なのですが、データをどのように活用していたのかその一端がわかるものになっています。