【連載08】ICT活用と知的好奇心 ~先生方の仕事には自由度が必要です~

学校教育では、子供たちが生来持っている知的好奇心を引き出し、育むことが必要です。

そうすることで子供たちが生涯にわたって学んでいくという資質が身につきます。

しかし、時代とともにその知的好奇心を引き出すという考え(それは子供たちにとって魅力ある授業、楽しい授業を実現するという考え)は、徐々に失われた、もしくは見失ってきたのかもしれません。

その原因だと考えられているのが、効率主義・管理主義ということです。

限られた授業時間の中でいかに効率よく知識を教え、定着させていくのか(ただしこれは決して全否定されるものではありません。後述します)。

子供たちや学級の荒れに対応するために、他とは違う指導をしてはいけないといった全体的、一面的な管理強化をしてきました。

子供たちの知的好奇心を引き出し、育むという創造的な授業を生み出していくためには、先生方にある程度の自由度が確保されていることが必須です。

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