【連載22】ICT活用と知的好奇心 ~女の子、ライトボットに挑戦!~

くしろ子ども未来塾で出会った一人の子は、とてもおとなしい子でした。

引率してきたお母さんの後ろに隠れているような子です。

小学校4年生くらいの女の子です。

くしろ子ども未来塾のプログラミング講座では、球体ロボット「スフィロ」と小さい子供からできるライトボットというプログラミングゲームをしています。

スフィロは、実際にプログラミングしながら体験でき、ライトボットはパソコン上でゲームをしながらプログラミングの基本的なスキルを身に付けていくというものです。

一人の女の子は、ライトボットに挑戦しました。

最初、私からの簡単に説明の後、パソコンに向かいやりだしました。

しかし、すぐに女の子は操作を止めて、固まってしまいました。

そばにいた私に質問してくるわけでもありません。

そこで、この女の子には「一時に一事の原則」をいかして超スモールステップで教えるということをしました。

女の子は、私の指示に従って操作していきます。

進めるたびに女の子に「いいね」「そうだよ」「その調子」と投げかけつつ、一つ一つのステップを進めていきます。

そして、基本の動かし方がわかってきたら、女の子が自分の力でやっていけるように私は問いかけます。

「次はどうしたらいいかな?」

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