【連載26】ICT活用と知的好奇心 ~あえて間違えてみる~
間違いを怖れるあまり画面の前で固まってしまった女の子。
女の子は、私のアドバイスもあり躓くことなく順調にクリアしていました。
ところがある一か所で女の子のやったことがうまくいきませんでした。
そんな時、多くの子は違う方法でやってみようとするはずです。
ところがその子はしませんでした。
ただ固まっているだけなのです。
そこで私は
「取り組んできたこと全部が間違っているわけじゃないんだよね。
今やっていたところだけが間違っていたということだよね」
「いいんだよ。間違えて。反対に間違えないとここはクリアできないの。
間違えて、一つ戻って、違う方法を試してみる。それも違っていれば、また違う方法でやってみる。」
「どうやってクリアしたらいいか、一緒にやってみようか」
女の子は、私のアドバイスと一緒に取り組んでくれるということを聞いて、そろりそろりとやりだします。
そしてクリア!
「そうそれでいいんだよ!」「おめでとう!」