【連載51】ICT活用と知的好奇心 ~自動走行車の秘密・その3~
「障害物があったらストップする」動きをするためには、まず前に動くことをプログラムすることを前回説明しました。
今回は、自動走行車が障害物を発見したらストップするというプログラム後半の動きを考えてみましょう。
前に動くだけならモーターのオンとパワーをコントロールすることが必要でした。
今度は「モーター」だけではうまくいきません。
障害物(物体)を認識する必要があります。
指示・命令するのが人間の脳に当たるのがコンピュータ(CPU)、手足に当たるのがモーター、そして認識する五感にあたるのがセンサーということになります。
周辺の環境からセンサーで情報を取り入れ、脳であるコンピュータ(CPU)が判断し、動力となるモーターに伝える。
センサーには様々な種類があります。
例えば、温度センサー・湿度センサー・加速度センサー・圧力センサー・光センサー・距離センサー・振動センサー・色センサー等などです。
それでは、「障害物があったらストップする」ためには、何のセンサーが必要でしょうか?