【連載06】新しい時代の学級づくり ~学級は多様性を学ぶ場・その3~

学級は、子どもの多様性を学ぶ場です。

だとしたら、学級の中に障害を持った子がいて当然です。

外国籍の子がいても当然です。

今は無理かもしれませんが、年齢の違う子がいてもいいことになります。

こうした様々な子がいる学級を運営するのは、一人の教師では無理になります。

複数の教師やサポーターで編成される「チーム」が必須となります。

一人の教師で担当していた時に必要とされたスキルだけではなく、「チーム」として子供集団を担当していくためのスキルが教師等には必要になります。

例えば、「上司・部下」というタテ社会のスキルではなく、一人一人の教師やサポーターが自分の役割を認識しつつ、横でつながるチームにおけるスキルが必要となります。

子どもの指導・サポートに関して「教え・教えられる」という関係ではなく「共に学ぶ」という関係を基盤としたスキルです。

そのために、意見を調整しまとめていく役割の人間も必要となるでしょう。

新しい時代の学級づくりでは、教師等の「チーム」としての役割も考えておく必要があるということになります。

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