【連載13】新しい時代の学級づくり ~名前で話しかける・その1~
尊敬型の教師となるためには、子どもの話を聴くことはとても大切です。
その次に大切なことは、教師から話しかけるということです。
話しかけるときには、名前を呼んであげることです。
教師の中には、子供に話しかけるとき、「おい!」「お前!」等と言うのを時折見かけることがあります。
こうした呼び方というのは、決してしてはなりません。
「そういうふうに言わなければ、子供から舐められる」という考え方をお持ちの教師もいます。
こうした教師というのは、確かに舐められることはないかもしれませんが、決して尊敬されるような教師、好かれるような教師にはなりません。
その場で、子供は黙って聞いていたとしても、陰では「あいつ、嫌な教師だよね」と友達や家族と話し合っているものです。
また、呼び捨てにするのもよくはありません。
きちんと「・・さん」と呼びましょう。
敬称を付けることで、話しかける内容が丁寧になりやすくなります。