【読書】髙谷浩樹著『「GIGAスクール」を超える』(東洋館出版社)

文部科学省におけるGIGAスクールの推進責任者であった髙谷浩樹氏執筆のこの書は、日本の教育の当時の動きもこれからの動きもとてもよくわかる内容になっています。

5年前に教員を定年退職して、学校のICT整備に関わることに私はなりました。

しかし、学校の遅々として進まないICT整備に歯ぎしりする思いでいました。

そんな中でGIGAスクール構想が立ち上がり、コロナによって1人1台端末と高速大容量によるネットワークへの取り組みが前倒しとなりました。

そうした流れの中でも、変わろうとしない自治体や学校がありました。

髙谷氏はそんな中にあって、あるセミナーで講演し、GIGAスクール構想実現に向けて情熱的に、しかも論理的に画面の向こうから語りかけていました。

髙谷氏の講演から元気をもらったことを思い出します。

この書もまた、読みやすく、わかりやすいものとなっています。

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