【読書】おがさわらなおこ著『はじめての宇宙教育』(あーと出版)
3月7日、H3ロケット試験機1号機の打ち上げは失敗に終わりました。
このロケットの開発に2年間という月日が費やされています。
関係者のみならず、宇宙開発に興味関心を寄せてきた多くの日本人にとって、とても残念な結果になってしまいました。
この失敗は、日本という国が宇宙開発において国際的な影響力を低下させてしまう恐れやロケットの商業利用に立ち遅れてしまうという懸念が生じています。
ロケット開発に失敗はつきものというもの、その喪失感には大きなものがあります。
私は、宇宙開発をテーマにSTEAM教育をしてみたいと思っていました。
そこで読んだのが、『はじめての宇宙教育』という本です。
この本では、宇宙に関するさまざまなネタを紹介しながら、子供たちに楽しく、そして宇宙に興味を持ってもらうようにするためにどうしたらいいのかということが書かれてあります。
筆者は、手探りで宇宙教育に取り組んでいることから始めた理系ではない一人のお母さんです。
打ち上げ失敗を次につなげていくためにも、そしてこれからの日本にとっても宇宙教育って必要なのではないかと再認識した次第です。