【読書】牧島かれん著『日本はデジタル先進国になれるのか?』(日経BP)

筆者は第2代デジタル大臣の牧島かれん氏です。

デジタル庁の発足が2021年です。

日本のデジタル化が遅れているというイメージが先行していますが、本当にそうなのか、具体的な資料、データ、そしてデジタル疔の舞台裏を元にして書かれてあります。

牧島氏は次のように書いています。

日本のデジタル化は遅れているのかなと萎縮することなく、目標に向かってひとつずつ丁寧に確実に施策を積み上げていくこと、そして果敢に新しいことに挑戦していくこと、今はその両方を同時に行なっている最中である。過渡期でもあり産みの苦しみの段階はまだしばらく続くだろうが、方針も計画もだいぶ具体的なものになっているのは実感いただけたと思う。そしてこれらが完成すれば、他の国のモデルとなって輸出しうるコンセプトになることに気づかれたと思う。

日本のデジタル化がどのように進展していくのか楽しみにしたいと思います。

なお、教育のデジタル化に関しては埼玉県戸田市の取り組みを紹介しています。

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