【雑感】中村捕手の表現は、映画のワンシーンだ
侍ジャパンの優勝!多くの日本人がそうであるように私も勇気と元気をもらった。
昨日、帰国した選手たちの優勝会見が行われた。
その中で、印象に残った選手の言葉がある。
それは、決勝戦の最後、大谷選手とトラウトとの対戦。
大谷選手の最後の投球、スライダーが中村捕手のミットに入る。
トラウトが三振。
ドラマでも見ているかのような場面だった。
優勝会見で中村捕手が語る。
「打者トラウト、投手翔平。後ろはローンデポパークの景色。異様な雰囲気だなと。最後、要求したスライダーがスローモーションのようにミットに入りました」
その言葉を聞いて、なんと端的に状況を表現するのだろうと思った。
中村捕手の見える世界、手前にトラウトの近景があり、中景として大谷、そして遠景での球場の景色。
それは1枚の素敵な絵画だ。
その景色の中で、大谷選手の投じたスライダーがスローモーションでミットに入ってくる。
もうそれだけで、映画のワンシーンだ。