【学級づくり】「学級風土」は重要です・その2

よりよい学級づくりには、子供の成長を促進させていく要因が存在する。

教師や保護者が予想する以上に、ある学級に所属すると子供は成長しだすということがあるのです。

これを学級ではなく学校で考えた方がわかりやすいかもしれません。

いわゆる「伝統校」「有名校」と呼ばれる学校に何故多くの保護者は我が子を入学させたがるのでしょうか。

それは、何かしらの力が働いて我が子を成長させてくれるに違いないと信じているからです。

その力とは主に「伝統の力」と呼ばれるものなのかもしれません。

その学校にいるといつの間にか成長している。

不思議なようですが、本当にあることだと私は思います。

それが「学校風土」です。

学級でいえば「学級風土」です。

ただ単に「学級風土」といえば、良い意味にも悪い意味にもとらえることができます。

多くの教師たちに問題提起をするにあたって、私は良い意味で「学級風土」というものを理解してほしいと思いました。

そこで提起したのが「知的学級風土」という用語でした。

青坂30代前半の問題提起でした。

脳みそをフルに働かせながら物事に前向きに対処できる基盤となる学級風土。

それが知的学級風土でした。

それは、学級の基盤であり土台と言っても良いものです。

だから風土を、一年間かけて創りあげていく。

常に手入れをし、しっかりしたものを築き上げねばならないのだと提起したのです。

【続く】

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