【連載】Microsoft Teams活用法04 〜初心者がMicrosoft Teamsでつまづくポイント〜
Microsoft Teamsを使う時に初心者がつまづきがちな点は、以下のようなものがあります。
01 Teamsの基本的な概念や用語がわかりづらい
例えば、Microsoft Teamsを利用しようとすれば、チーム・チャネル・タブ・アプリ・チャット・クイズなどの用語が頻繁に出てきます。
また、Microsoft Teamsに限らず、ICTの世界では、カタカナ用語がたくさん出てきます。
日本語で書いてくれればまだわかるのに、と思えるようなことがたくさんあります。
それら一つ一つを理解するまでに案外時間がかかります。
慣れるまで大変なのですが、慣れてしまえばMicrosoft Teams活用が進むのは間違いないです。
02 Teamsには機能がたくさんあり混乱してしまう
例えば、Web会議や共同作業をする際に、どの機能をどのように使うかを把握することが求められます。
利用する側のニーズは様々あり、それらのニーズにこたえて機能を多くしてあることは企業努力としてわかるのですが、反対に利用者側からするとそれが使いづらいとなっています。
これを克服するためには、まず一つの機能をしっかりと覚えるということが必要です。
私がおすすめするのは、タブの最初にある「投稿」をしっかりと使えるようになることです。
ここが使えるようになると児童生徒とコミュニケーションが密になります。
03Teamsの最新の機能が次々に追加されるので追いつけない
頻繁にバージョンアップされ新しい機能が追加されていきます。
Microsoftや新しいことが好きな人にとっては、最新の機能が追加されることは非常に魅力的に映るのかもしれませんが、ICTを苦手としている人にとっては、そのことがMicrosoft Teamsを遠ざける原因となっています。
最低限の機能をしっかりと覚え、新しい機能等については必要に応じて「得意な方」から教わるといった姿勢が必要になるでしょう。
また、学校全体として、校内でミニ研修会等を設定し、新しい知識・情報を全職員に提供していくことも必要です。
これらの点を克服するためには、Teamsの日本語マニュアルやクイックガイドを参照したり、Teamsのヘルプセンターで質問したりすることがおすすめです。