【雑感】ガラガラポン

教員の働き方改革の特効薬は、授業時数を減らすこと。

私はそのように考えているのだが、授業時数を減らそうという方はほとんどいない。

それはトラウマがあるからだ。

過去、教育にゆとりをという方針のもとで、授業時数を減らしていったことがあった。

結果どうなったか。

子供たちの学力は低下し、教師にはゆとりではなくゆるみが生じたとされた。

社会的な問題となり、その後授業時数を増やす方向となった。

しかし現在はGIGA端末が一人1台となった。

授業を効率的に進めることが可能となった。

ならば、授業時数を減らすことが可能なのではないか。

イヤ、できない。それは教科時数では減らすものがないからだ。

そのように主張する方もいるだろう。

以前、教科再編ということが話題になったことがある。

しかし今では高校の世界で聞くことはあっても、小学校や中学校の世界で聞くことはない。

教育観を転換しなければならないだとか未来を背負う日本人をこのままでは育てられないといったことを言うのであれば、いっそのこと教科再編をすることのほうがいいのではないかと思う。

教科を再編し、言語科だとか表現科だとか探究科などといった科目に変えたらいいのではと思う。

教科のガラガラポンである。

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