【雑感】続・子供と教師にゆとりを確保するために休み時間を増やす
休み時間を増やすことによって、「外遊びをする子が増えた」「集団遊びが多くなった」等の変化が生まれた。
日課表の変更は大成功であった。
当時の教頭先生に言わせると、
昨年より子どもの大きな事故も減ったし、
先生方の病気休暇も減ったということ、
それらも休み時間を増やしたことと無関係ではないのではないか、
ということであった。
ただ、次のような課題があることがアンケートから見えてきた。
1.子供も教師も時間管理ができるようになること。
2.遊びの指導が必要なこと。
子供だけでなく、教師も授業の始まりや終わりを守れないことが目に付くようになってきたのである。
時間管理ができるようになることは、自律的な行動をしていくためには必須なことであった。
また、遊びということについて教育的な価値があるということを教務主任という立場から訴えていた。
休み時間が増えたということで、遊びを積極的に学校生活の中に位置づけるように、ある種の教師側の指導が必要であると考えたのである。