【連載17】新しい時代の学級づくり・「仲良く」を過度に強調しない
教室の前に学級目標が掲示されているのを見ることがあります。
「なかよし」とか「仲良く」と書かれてあったりします。
教師ばかりでなく、親からも
「友達と仲良くするんですよ」
と言われます。
他の子と喧嘩したりいじめたりするのではなく、協調しあって学校生活を送ることを子供たちは小さい頃から期待されているのです。
協調して生きることはとても大切です。
しかし、「仲良く」というのには問題はないでしょうか。
「仲良く」していくためには、時には言いたいことも言わず、人との衝突を避け、我慢し続けることもあるのではないでしょうか。
自分を押し殺す。
それは健全と言えるでしょうか?
【続く】