【連載コラム05】これからの教育に必要な自己選択と自己調整が主体的な子供を育てる
05_自己選択と自己調整をバランスよく育む方法
今回は、「自己選択と自己調整をよくバランス育む方法」について書きます。
自己選択と自己調整は、お互いに影響し合う関係です。
自分で学ぶ力を育むためには、どちらも大切にする必要があります。
まず、自己選択を重視するためには、子供たちの興味や関心を大切にすることです。
子供たちが、自分から学びたいと考えることに耳を傾け、その興味をサポートする環境を整えることが大切です
ただし、自己選択においては、数多くの選択肢を提示してみたり、考えさせてみたりすることは逆効果になります。
適切な選択の幅を提供することがバランスを考慮するポイントです。
次に、自己調整を進めるためには、子供たちに目標を立てる習慣を身につけさせましょう。
小さな目標から、計画を立てて、努力して達成する経験を積むことで、自己調整のスキルが身についていきます。
しかし、目標設定にこだわりすぎてしまうと、ストレスと感じてしまうこともあり得ます。
適切な目標を見つけることも大切です。
親や先生は、子供たち自身で選択し、子供たち自身で調整することをサポートする役割を担います。
興味を持っていることについて一緒に考え、目標を立てることを助けることで、自己選択と自己調整をバランスよく育てることができます。
次回は、「失敗と向き合う勇気」についてお話します。