【集団思考論】第34回子供に語りかけ歩み寄る・その1

日本のディズニーランドは、多くの人から愛されるテーマパークである。

ディズニーランドには毎日多くの来園者がある。

しかも、その多くがリピーターである。

つまり1回来て終わりというのではなく、何回もディズニーランドにやってくるのである。

それはディズニーランドの従業員(ディズニーではキャストと呼んでいる)の来園者(ゲストと呼んでいる)に対するサービスの仕方にポイントがあるのだという。

そのサービスの仕方の1つに「語りかけ歩み寄る」というのがある。

困っているゲストがいればキャストが語りかけ歩み寄る。

これは特定のキャストだけがするのではなく、仕事の役割に関係なく気がついたキャストが積極的に行動するのである。

しかも、そのキャストの行動が、いつの間にか来園者であるゲストにも感染していき、ゲストも困っている人に声をかけたりすることが多くなり、ディズニーランド全体が常に優しい雰囲気で包まれていくのだという。

これは教室でも同じことが言える。

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