【連載45】ICT活用と知的好奇心 ~子供たちは驚きが好きです~
子供たちは、楽しいことが好きです。
子供たちは、驚きが好きです。
ハッとするような事象や事物に出合うと、子供たちはとても生き生きとした表情になります。
それこそ、目を見開き、口を開き「オッ」という声を上げます。
その驚きを授業の導入に位置付けることで、子供たちは知的好奇心が刺激され、追求していく心に灯がともります。
そして、その驚きの原因を探ろうとする「追求」から、理解と解明するという意味合いが強い「探究」への学びは深化していきます。
そのためには、一時間の授業ではなく、複数時間で構成される「単元」という考え方が大切になります。
一時間であればイベント的な授業になりがちですが、複数時間で構成することによって子供たちの学びを確かなものにすることができるのです。